80歳までに自分の歯を20本残すためには、治療以前の予防が何より肝心。土曜日も休まず20時まで診療している、久喜市の「さくら歯科クリニック」は、予防歯科に重点を置いている歯科医院です。こちらでは、そんな当院の診療コンセプトを予防という観点から詳しくご説明しています。また当院院長のインタビューを併せてご紹介しています。
診療コンセプト
予防を最優先した歯科診療
しっかりとケアすれば歯は一生もの。ところが一度治療で削ってしまうと、歯の寿命は大幅に短くなってしまいます。治療は虫歯や歯周病の進行を食い止めはしますが、元の健康な歯を取り戻す手段にはなりません。だからこそ、予防が何より大切。治療をしなくて済めば、歯の健康維持に役立つだけでなく、治療に伴う苦痛や費用負担を大幅に減らせます。私たちはこうした考えに基づき、予防を軸に据えた歯科医療をご提案しています。
インフォームド・コンセント(説明と同意)の重視
患者さまに治療方針や内容を十分にご理解いただき、ご納得の上で治療を受けていただくために、当院ではインフォームド・コンセントを徹底しています。イラスト入りの書面で診断結果や治療計画を、液晶ペンタブレットで具体的な治療方法をご説明差し上げるのもこうした考えからです。もちろん、治療法については複数の選択肢をご提示し、患者さまの意思で任意にお選びいただけるよう配慮しています。
患者さま一人ひとりに最適な治療
その方にどんな治療が適しているかは、患者さま一人ひとり異なります。同じ症状でも、治療に伴う費用の多寡や、身体的負担、治療期間や来院頻度などさまざまな要件を勘案していただき、最善の方法を選択していただくことが重要です。したがって当院では、治療方針をご説明する際に、複数のプランをご提示しています。ご意見やご要望があれば率直にご相談ください。最善の治療を、私たちと一緒に考えていきましょう。
院長紹介
略歴 | ・平成8年(1996) 鶴見大学歯学部 卒業 ・平成8年(1996)~11年(1999) 東京医科歯科大学 高齢者歯科専攻 所属 ・平成11年(1999)~15年(2004) 勤務医として歯科医療に従事 ・平成15年 さくら歯科クリニック 開院 ・平成30年2月 「やさしい歯と口の事典」 執筆協力 |
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所属団体 | KSPG(久喜・蓮田・白岡 予防歯科スタディグループ) |
院長インタビュー
──歯科医師になるきっかけは?
幼い頃、歯科医の先生がとてもやさしかったおかげで通院が楽しみでした。自分も、そんな先生になれたらと思いこの世界に。私も以前は虫歯に悩んでいました。だから、治療を受ける方の気持ちがよくわかります。皆さんの立場に立った治療を心がけたいですね。
──予防に力を入れているわけは?
虫歯や歯周病の治療には費用がかかりますし、歯を削るなどのリスクが伴います。その意味ではやはり虫歯や歯周病を防ぐことがベスト。予防なら歯を傷つけることもなく、また何十万ともかかる自費での治療なども不要です。また予防には、治療のような苦痛がありません。当院は、久喜市近隣の歯科医院の有志による予防のスタディグループ「KPSG」に所属しており、予防には特に力を入れていますので、さまざまなケアがご提案できます。
──治療にあたって気をつけていることは?
第一に、「なるべく痛くない治療」。最近では「Er:YAG(エルビウム・ヤグ)レーザー」で虫歯を削るので、痛みがだいぶ少なくなりました。もうひとつは、「なるべくお待たせしないこと」。忙しい患者さんが時間を有効に使えるよう、完全予約制を採用しています。
──患者さまにメッセージを
当院では、医師の一存で治療を進めることはしません。患者さんに対しては事前にしっかりと状況をご説明し、納得いただいた上で治療を実施します。また、治療法もひとつではなくいくつかの選択肢をご用意します。ご意見やご要望があれば率直にご相談ください。最善の治療を、私たちと一緒に考えていきましょう。
当院にはトリートメントコーディネーターが在籍しています
トリートメントコーディネーターとは、「患者さんとのコミュニケーション能力」「最新治療知識力」「経営参画力」を持っているという認定資格です。初診時から治療完了までの間に治療の進行状況の説明をしたり、治療に対しての不安や疑問を解消するために患者さんからのご質問にお応えしたりします。当院にはこのトリートメントコーディネーターが在籍しておりますので、お困りなことがございましたらお気軽にご相談ください。