虫歯や歯周病、事故などによって歯を失ってしまっても、その機能は入れ歯で補うことができます。仮に歯を失ったまましておくと、食事や呼吸に支障をきたすだけではなく、歯並びが悪くなることも。外見上だけでなく、生活の質を改善するためにも入れ歯、義歯の導入をおすすめします。こちらでは、平日、土曜日も休まず20時まで診療している、久喜市の歯医者「さくら歯科クリニック」が、入れ歯や義歯による治療をご説明します。
しっかりと咬める入れ歯を
消化という機能を十分に果たすには、やはりしっかり咬むことが重要。当然のことですが歯を失ってしまうと消化器官としての働きが鈍り、影響が全身に及んでしまいます。しかし、歯を失うリスクはそれだけではありません。歯を支える骨や顎の筋肉が衰えることで顎関節症を引き起こしたり、アルツハイマー病などの原因にもなったりします。全身の健康を維持するためにも、口にフィットし、しっかり噛める入れ歯を作ることが何より重要です。当院では、患者さんの口腔の状態やご要望、ご予算などに応じて最適な入れ歯をご提案します。すでに入れ歯をしているが、使用感が悪い、違和感があるといった方も、当院にご相談ください。
患者さん一人ひとりに最適な入れ歯を
使用できる素材や構造が限られてくる保険適用の入れ歯とは違い、自費診療の場合には多くの選択肢から最適なものを選ぶことができます。こちらでは、当院が取り扱う自費入れ歯をご紹介しています。
食事がおいしく食べられる「金属床義歯」
歯ぐきにあたる「床」部分が金属の入れ歯です。装着時の異物感が少なく、熱伝導性に優れるため食事の際の温度感覚が自然です。
バネのない部分入れ歯「ノンクラスプデンチャー」
部分入れ歯でありながら、固定にバネを用いないため周囲の歯に負担をかけません。弾力性のある素材でできており、金属アレルギーとも無縁。
強力な磁力でぴったりフィット。ズレにくい「マグネットプデンチャー」
歯根の残った部分と入れ歯の内側に磁石を取りつけ、強い磁力により固定します。歯がまったくない場合は、インプラントを埋入して装着でします。しっかり咬めるのはもちろん、金属バネがなく、目立ちにくいのも特徴です。
取り外しが簡単「カムデンチャー」
カム構造のアタッチメントを人工歯の下部に内蔵した入れ歯。クラスプが開閉することで、ワンタッチでの着脱が可能。食事の際などは外れにくく、お手入れの際は簡単に外せます。周囲の歯への負担もなく、歯の形状に影響を受けにくい構造なので、設計の自由度が高いのが特徴。
違和感のない自然な固定法「Mini-SGアタッチメント義歯」
留め具を歯と一体型にした精密な義歯。歯にしっかりと固定できるので、簡単には外れません。また歯にかかるバネがないので見た目も自然です。また、Mini-SGアタッチメント義歯なら、床の部分を極力小さくできるので違和感とも無縁です。
保険適応で治療が可能「ブリッジ」
ブリッジとは両隣の歯を削り、人工の歯をかぶせる治療法です。金属のバネがないため装着感がよく、咬み心地も快適ですが、健康な歯を削ることでその歯の寿命を縮めてしまうというデメリットがあります。
正しい入れ歯のお手入れとは
入れ歯の汚れを放置しておくと、本体の傷みが進むだけでなく、残った健康な歯を虫歯や歯周病にしてしまうリスクも高まります。また、感染症により口内炎や誤嚥性肺炎、また口臭の原因となることも。入れ歯を長持ちさせ、また残った健康な歯を守るためにも、毎日欠かさず手入れをしましょう。なお、入れ歯の素材は軟らかいものが多いので、歯磨き粉を使って洗うのは傷の原因になりNG。その傷から細菌が侵入し繁殖することで健康を害する懸念があります。