日本では成人の大半が予備軍と言われている歯周病。自分は歯も丈夫だから心配ない──という方でも、自覚症状がないだけで、実は歯周病リスクを抱えているのです。ブラッシング時に出血はありませんか? 歯ぐきが汚れていたり、歯がグラグラしたりしていたらそれは歯周病のサイン。こちらでは、平日、土曜日も休まず20時まで診療している、久喜市の歯医者「さくら歯科クリニック」が、歯周病治療についてご説明しています。
成人の約80%が歯周病予備軍です
外見的には健康な歯に見えていても、ほとんどの人が歯周病菌に感染していると言っても差し支えありません。事実、ある製薬会社が実施した「歯周病に関する意識調査」によれば、歯周病でありながら自覚症状のない人は全体の3割にも上っているとか。また全世代を通じて歯ぐきの健康状態がもっとも悪いのは30代男性であることが明らかになっています。
歯周病と口臭の関係
口臭の原因はいくつかありますが、歯周病もそのひとつ。歯周病になると歯と歯ぐきの間に歯周ポケットと呼ばれる溝が形成されますが、その深さが4mm以上になると口臭の原因となるメチルメルカプタンなどの揮発性硫化物の産生量が多くなると言われています。歯周病を治療することは歯を守るためだけでなく、口臭を防ぐことにもつながり、ひいては対人関係にもプラスになります。
歯周病治療メニュー
歯周病治療は下記のステップで行います。
検査 | ポケット検査 |
歯と歯ぐきの境目の溝がポケットのように深くなってしまったら、歯周病の症状が進行している証拠。「プローブ」という専用の器具で、この歯周ポケットの深さを調べます。 |
---|---|---|
歯の動揺度の検査 |
歯のグラつき具合(動揺度)を検査します。一つひとつの歯をピンセットでつまんで動かし、そのグラつき具合から歯周病の進行具合を知ることができます。 | |
レントゲン検査 |
歯周病が進むと、顎の骨が溶けて通常より密度が低下します。レントゲン検査を実施して、骨密度をチェックします。 | |
治療 | SRP |
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)は、歯周ポケットの奥深くにこびりついた歯石や細菌のかたまりなどを、キュレットという刃物状の器具でかき出す治療法です。 |
歯周ポケット掻把(そうは)術 |
局所麻酔をした上で歯周ポケット内の歯垢や歯石、歯周病に感染した歯肉などの組織をかき出します。比較的歯周ポケットが浅い場合の治療です。 | |
フラップ手術 |
歯周ポケットが深い場合は、歯ぐきを切開し、歯の根元に付着した歯石や歯周病菌に侵された組織を取り除きます。 |
検査 | ||
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ポケット検査 |
歯と歯ぐきの境目の溝がポケットのように深くなってしまったら、歯周病の症状が進行している証拠。「プローブ」という専用の器具で、この歯周ポケットの深さを調べます。 | |
歯の動揺度の検査 |
歯のグラつき具合(動揺度)を検査します。一つひとつの歯をピンセットでつまんで動かし、そのグラつき具合から歯周病の進行具合を知ることができます。 | |
レントゲン検査 |
歯周病が進むと、顎の骨が溶けて通常より密度が低下します。レントゲン検査を実施して、骨密度をチェックします。 | |
治療 | ||
SRP |
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)は、歯周ポケットの奥深くにこびりついた歯石や細菌のかたまりなどを、キュレットという刃物状の器具でかき出す治療法です。 | |
歯周ポケット掻把(そうは)術 |
局所麻酔をした上で歯周ポケット内の歯垢や歯石、歯周病に感染した歯肉などの組織をかき出します。比較的歯周ポケットが浅い場合の治療です。 | |
フラップ手術 |
歯周ポケットが深い場合は、歯ぐきを切開し、歯の根元に付着した歯石や歯周病菌に侵された組織を取り除きます。 |
治療後のケアも忘れずに
虫歯も歯周病も治療後のケアが大切。再発リスクを取り除いて、健康な歯と口腔を維持するためにも定期検診などを受け、しっかりメインテナンスしておきましょう。