久喜市の歯医者「さくら歯科クリニック」|虫歯治療

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虫歯治療

歯が痛い、しみる──そうなる前の虫歯治療が理想

たかが虫歯と軽く考えてはいけません。また症状が出ていないからといって油断するのも禁物です。適切な時期に治療をしなければ取り返しの付かないことになりかねません。そうなる前に早めの診療、早めの治療を。こちらでは、平日、土曜日も休まず20時まで診療している、久喜市の歯医者「さくら歯科クリニック」が、虫歯治療の大切さについてご説明しています。

痛みを感じるようなら、症状はかなり進行しています

痛みを感じるようなら、症状はかなり進行しています

初期の段階では自覚症状がないのが虫歯。ところが、進行してしまうと自然には治りません。また放置すれば歯を失うことにもなります。「痛む」「しみる」といった具体的な症状がある場合、虫歯は相当程度、進行していると言えるでしょう。また患部の状態によっては治療も大がかりになり、身体にも経済的にも負担が増えます。もし、少しでも気になる症状があれば、お早めに当院へご相談ください。

虫歯の発生メカニズム

食事の後、糖を含んだ食べ物のカスが口腔内に多いと虫歯発症のリスクが増大します。したがって予防のためには食べ物のカスが長時間、口腔内にとどまらないよう食後30分以内に歯磨きをすることが大切です。また直接、虫歯菌の栄養になる糖分を控えることも重要です。

1.食事をする
1.食事をする

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2.口腔内の虫歯菌が、
食べ物のカスに含まれる糖を栄養にして繁殖
2.口腔内の虫歯菌が、

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3.虫歯菌のかたまりである歯垢(プラーク)が
歯の表面に形成され、酸を産生
3.虫歯菌のかたまりである歯垢(プラーク)が歯の表面に形成され、酸を産生

矢印

4.酸が歯を溶かし、虫歯が発生
4.酸が歯を溶かし、虫歯が発生
虫歯の進行一覧

※表は左右にスクロールして確認することができます。

進行度合い イメージ 症状 治療
CO
初期の虫歯
CO初期の虫歯 虫歯菌が出す酸で歯の表面が溶かされ、見た目には白く濁った感じになります。痛みなどの自覚症状はまだ表れません。 歯磨きをていねいに行うほか、フッ素塗布を施して歯の表面の「再石灰化」を促す治療を行います。
C1
エナメル質の侵食
C1 酸がエナメル質を溶かしているため歯の表面が黒く変色しています。この段階でも痛みなどの症状は表れません。 この段階から、歯を削る処置が始まります。削った患部にはレジン(プラスチック)や金属を埋めます。
C2
象牙質の侵食
C2 虫歯が象牙質まで達すると、冷たいもの、熱いものを口にして歯がしみる、痛むといった症状が出始めます。 C1同様の処置ですが、削る量が増えるため、詰め物で患部をしっかりとカバーする必要があります。
C3
歯髄の侵食
C3 血管や神経が集まる「歯髄(しずい)」にまで虫歯が達しています。こうなると、何の刺激もないのに痛みを感じるようになります。 虫歯によって侵食された歯髄や歯質をすべて除去して、薬剤を詰める「根管治療」が必要になる段階です。
C4
歯根の侵食
C4 歯冠部分がほとんど溶かされています。神経細胞が死ぬといったん痛みは収まりますが、放置すると化膿し、再び激しく痛み始めます。 この段階までくると、抜歯する以外に治療法はありません。抜歯後は、インプラント、入れ歯、ブリッジなどで歯の機能を回復させます。

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二次カリエス(虫歯の再発)を防ぐために

二次カリエス(虫歯の再発)を防ぐために

虫歯はその人の体質や生活習慣に根ざしている疾患であるため、一度治療しても再発する可能性があります。こうした虫歯の再発を「二次カリエス」と呼び、これを防ぐことが重要です。二次カリエスは、詰め物や被せ物と自分の歯の間にある小さなすき間から細菌が侵入することで引き起こされます。下記のポイントについて自己点検し、チェックが入った項目は改善するようにしましょう。

  • 甘いものをよく食べたり飲んだりすることが多い
  • 歯磨きをつい忘れてしまいがちになる
  • 夜の歯磨きを怠る
  • お酒を飲んだ後ですぐ寝てしまう

削らずに治す「ドックスベストセメント」も選択肢に

削らずに治す「ドックスベストセメント」も選択肢に

当院では、初期の虫歯であれば“削らずに治す”ことのできる、治療法「ドックスベストセメント(Doc's Best Cements)」をご提案しています。この治療法は、ミネラルで歯の表層に潜む虫歯菌を殺菌するもので少し進行した虫歯に対して有効です。このドックスベストセメントはアメリカで開発された治療法で、米国最大の歯科関連団体であるADA(アメリカ歯科医師会)が安全な薬剤として認可し、すでに一般化しています。なお、ごく初期段階の虫歯では、削る量が少ないためドックスベストセメントを使う必要性はありません。

ドックスベストセメントのメリット・デメリット

※表は左右にスクロールして確認することができます。

メリット
  • ・歯を削るのは極少量で済むため、健康な歯を残せる歯への負担が少ない
  • ・ほとんどのケースで麻酔を使用しなくても治療を行える
  • ・神経を残せる確率が高い
  • ・従来の歯を削る虫歯治療と比較して、治療時間や回数が少ない
  • ・従来の虫歯治療より痛みが抑えられる
  • ・治療した部分は、半永久的に殺菌効果を期待できる
  • ・主にミネラル成分でできている薬剤なので、人体にやさしくアレルギーが起こりにくい
デメリット ・日本ではまだ保険対象外の治療であるため(自費診療)、費用が比較的高くなる
ドックスベストセメントの治療の流れ

※表は左右にスクロールして確認することができます。

流れ イメージ 治療
【Step1】
患部をきれいにして削る
ドックスベストセメントの治療【Step1】患部をきれいにして削る 虫歯になった患部に付着している汚れを洗浄水できれいに洗浄・消毒します。虫歯を一部分だけ削ります。従来の治療のように健康な部分まで削らずに済むので、歯への負担が少なくて済みます。
【Step2】
薬剤を詰める
ドックスベストセメントの治療【Step2】薬剤を詰める 歯を削った部分に、ドックスベストセメントを詰めて密閉し、定期検診などで様子をみます。薬剤によってやわらかくなった虫歯部分が固くなり、約1年が無菌化されます。菌が死滅するので、ほぼ半永久的に効果を持続することができます。
【Step3】
治療終了
ドックスベストセメントの治療【Step3】治療終了 必要があればセラミックなどの補綴物(詰め物・被せ物)をして、治療が終わります。

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